これ用に作った動画ではありませんが
缶スプレーを使って本気の鏡面仕上げ動画作りました。
もくじ
クリヤーの仕上げについて
エアブラシで色々とカスタムペイントや絵を描いた後は
クリヤーで仕上げて、コーティングすることで絵やペイントの保護するとともに
クリヤー前に比べて発色もよくなり、磨き上げてよりピカピカに。車のような
いやそれ以上に綺麗に仕上げることができます。
クリヤー後磨き前↓
磨き後↓
この絵はA2サイズ(420×594mm)と大きいので、これをエアブラシだけで
クリヤーを吹いていくというのは無理があります。
こういったスマホのハードケースだけなら、エアブラシだけで全て仕上げて磨き上げるところまでまで完成できます。これもエアブラシ0.3mm
がどうしてもスプレーガンが使えない。エアブラシしか選択肢が無い場合があります。
その場合の選択肢をいくつか解説していきたいと思います。
エアブラシとスプレーガンの大きな違いは?
一番の大きな違いはノズル口径の違いです。
これはノズルを保護するノズルキャップですが、先端の穴の大きさが違うのがわかると思います。
左から0.2 0.3 0.8 1.3 1.5mmのノズル口径のノズルキャップです
実際のノズルの大きさはこんな感じです。
ここから塗料が出るので、ここの大きさが違うと塗料の出る量も変わるってことですね。
エアブラシでは0.2~0.8mm
スプレーガンは1.0~3.0mm
こういう口径の大きさがあるのでエアブラシで吹くと、そのままの粘度では吐出しないので
シンナーで希釈してエアブラシでも吐出するようにしないとエアブラシでは使えません。
希釈すると塗装の膜圧がスプレーガンより薄くなってしまうので
次の工程の磨きでクリヤーを越して絵の部分まで削ってしまう可能性があります。
できればスプレーガンでやりたいところです。
エアブラシは口径が小さいのでその分塗料を希釈する=膜圧が薄くなります
小型コンプレッサーでできるエアブラシとの組み合わせ
どうしてもエアブラシしかない、小さいコンプレッサーしかない場合はできないこともありませんが
こういったエアブラシ最大口径の0.8mでやりましょう。さすがにエアブラシ0.3は厳しいです。
上のエアブラシに合うコンプレッサーは
私が実際に使っていたおすすめはセットは
エアブラシ口径0.8mmに
それもできない。今のままで何とか・・・
って方もいると思います。
どうしてもって場合は
この缶スプレーで仕上げましょう。チャレンジしてみましょう
これは2液の缶スプレーになっていて、缶に底?をプッシュすると液体が混ざり
2液のウレタンクリヤーになります。
2液に混ざるので使用期限があり12時間で使えなくなるので、少しだけっていう使い方ができませんね。
缶内のエアー量が決まっているので、エアーがなくなるぎりぎりまで使わないようにしましょう。エアーが足りないと塗料だけがブスブスっとでてしまい、仕上がりが悪くなります。
どうせ缶スプレーと思わないほうがいいですよ
冒頭でも載せていますが、ここまで缶スプレーで鏡面まで行けるって知ってました?
やっぱり2液ウレタンは塗膜も強く、ここまで鏡面になるので磨きごたえがあります
こういう方法もあるので知っていてもいいと思います
使ったウレタンは
これはどの2液のウレタンクリヤー使っても特に変わりはないと思います