エアブラシ、コンプレッサー、ホースをそろえたものの、「どこに何をつなぐのか」「このホースで合っているのか」と迷うことがあります。

接続そのものは難しくありません。最初にエアブラシ側とコンプレッサー側のねじサイズを確認し、空気が流れる順番につないでいけば大丈夫です。

まず覚えておく基本
レギュレーターと水分フィルターを内蔵したコンプレッサーなら、基本は
コンプレッサー → エアホース → エアブラシ
の順につなぐだけです。

この記事では、私が以前使っていたIS-925と外付けサブタンクの接続も例にしながら、初めてでも分かるように順番を説明します。

最初に確認するのは接続ねじのサイズ

エアブラシ側の接続はG1/8(1/8)がよく使われます。しかし、コンプレッサー側は機種によってG1/8とG1/4(1/4)があり、すべて同じではありません。

そのため、「エアブラシ用ならこのホースで必ず合う」と考えず、購入前にホースの両端を確認します。

コンプレッサー側 エアブラシ側 選ぶもの
G1/8 G1/8 G1/8-G1/8のホース
G1/4 G1/8 G1/4-G1/8のホース
ホースと合わない 変換ジョイントを追加

現在販売されているアネスト岩田のホースでも、G1/8-G1/8とG1/4-G1/8の両方があります。見た目だけでは判断せず、コンプレッサーの接続口と商品説明を照らし合わせるのが確実です。

エアブラシとコンプレッサーの基本的な接続順

レギュレーター内蔵コンプレッサーの場合

コンプレッサー → エアホース → エアブラシ

圧力調整と水分除去の機能が本体に付いている機種なら、これがいちばん簡単です。最初からすべての部品を増やす必要はありません。

レギュレーターを別に付ける場合

コンプレッサー → レギュレーター(水分フィルター) → エアホース → エアブラシ

レギュレーターには空気の流れる向きがあります。本体に矢印やIN・OUTの表示がある場合は、その向きに合わせてください。

レギュレーターの役割や圧力調整については、エアブラシ用レギュレーターの使い方で詳しく説明しています。

実際に接続してみよう

  1. コンプレッサーの電源を切り、内部の圧を抜く
  2. コンプレッサー側へホースを接続する
  3. ホースの反対側へエアブラシを接続する
  4. 電源を入れ、空気漏れがないか確認する
  5. エアブラシのボタンを押したまま圧力を調整する

ねじは最初から工具で回さず、まず手でまっすぐ入れます。斜めに入ったまま締めると、ねじ山を傷める原因になります。

手締めで空気が漏れなければ、それ以上強く締める必要はありません。漏れる場合は、接続部のパッキン、シールテープの必要性、ねじサイズの違いを確認します。

動画で接続手順を見る

私がIS-925を使っていたときの接続

私が以前使っていた環境は、IS-925 → 外付けサブタンク → レギュレーター → エアブラシという順番でした。

ここでいうサブタンクは、IS-925THのように本体内へ空気をためる構造の話ではなく、IS-925へ別に接続していたHPA-TNK35の外付けサブタンクです。場所は取りますが、空気をためることで吹き始めから圧が安定しやすくなりました。

IS-925から外付けサブタンクへ接続した状態

IS-925のレギュレーターは本体から外して配置できたため、サブタンクの後ろへ接続し、手元に近い位置で圧力を確認していました。

外付けサブタンク、レギュレーター、エアブラシの接続

IS-925と外付けサブタンクを含む当時のエアブラシ環境

画像をクリック/タップすると元画像を別画面で開けます。

これは私が使っていた一例です。コンプレッサーやタンクによって接続口と空気の流れる向きが異なるため、同じ部品をそのまま再現するのではなく、手持ちの機材に合わせて考えてください。

ホース選びで確認したい3点

1.両端のねじサイズ

最優先はサイズです。エアブラシ側だけでなく、コンプレッサー側も確認します。

2.長さ

短いホースは取り回しやすい一方、コンプレッサーの振動や置き場所の影響を受けます。作業台から離して置きたい場合は、余裕のある長さを選びます。ただし、長すぎると足元で絡みやすくなります。

3.柔らかさと耐久性

細く柔らかいホースは手元を動かしやすく、ブレードホースは丈夫です。どちらが正解というより、作業場所と動かし方で選びます。

エアブラシを複数使う場合

1本のホースでエアブラシを交換するなら、クイックジョイントがあると脱着が早くなります。色替えや口径違いのエアブラシを使い分けるときに便利です。

分岐ジョイントを使えば複数のホースを接続できますが、2本を同時に吹く場合はコンプレッサー側の空気量も必要です。接続できることと、安定して同時使用できることは別に考えます。

接続後に確認すること

  • 接続部から「シュー」という空気漏れがないか
  • ボタンを押したときに空気が安定して出るか
  • 吹いている最中の圧力が大きく下がらないか
  • ホースが手や作品を引っ張らないか
  • 水分フィルターに水がたまっていないか

圧力は、何もしていないときの数値ではなく、エアブラシから空気を出している状態で合わせます。詳しくはエアブラシの空気圧の合わせ方を確認してください。

まとめ

エアブラシのセッティングで最初に見るのは、コンプレッサーとエアブラシの間をどうつなぐかです。

  • エアブラシ側はG1/8が多い
  • コンプレッサー側はG1/8とG1/4の両方がある
  • ホースは両端のサイズを確認して選ぶ
  • レギュレーターは空気の流れる向きに合わせる
  • 圧力は空気を出しながら調整する

まだコンプレッサーを選んでいる段階なら、接続口だけでなく、圧力の安定性や音も含めてエアブラシ用コンプレッサーの選び方から確認すると、後から部品を買い直しにくくなります。

接続ができたら、次は使う塗料と希釈を整えます。塗料で迷ったときはエアブラシ塗料の選び方も参考にしてください。