私は基本的に塗装するとき、エアブラシするときも、溶剤1液型のウレタン塗料を使っています。→エアブラシに使う塗料は?油性?水性?何がいいの?
動画作成しました
もくじ
さくっとまとめ
- 1液型ウレタン塗料とシンナーの割合は1:1
- シンナーは今回のプロタッチ塗料とマッチしたプロタッチシンナーを使う
- なるべく汚れないようにするには、マスキングで注ぎ口を作る
- お構いなし、汚れても気にしないならそのままやっちゃえ
って事です。
今回使う塗料はエアブラシ用ではありません
この1液型塗料は自動車用塗料なので、そのままではエアブラシで使うには、
塗料粘土が濃すぎて使えません。
それはエアブラシは小型で0.3mmのニードル(針)でニードルキャップから針が出し入れすることで、穴から塗料が出るように調整しています。

かなり細い穴なので、塗料はエアブラシ用ではないので詰まったり、滑らかに出すことができなくなり、まともにエアブラシでは使うことができません。
エアブラシ用に塗料を希釈(シンナーで割る)しておき、いつでもエアブラシで使いやすいように別の容器に分けて作っておきます。
今回は簡単ですが、その解説を書きます。
何故そもそも自動車用塗料を使うのか・・・??
エアブラシ塗料もエアブラシに適切と言って売っているところもあります
が100㎜1500円とかすることもあり、かなり高くコスパ悪いです。
始めてエアブラシする人からすると、その塗料がエアブラシ用だと見つけたとしたら、それが普通なのでそればっかり使っているかもしれません、
ですがこのブログの記事で書いてるように塗料作ると、100㎜1500円の塗料なんて高すぎて使ってられません
なので安くてコスパがいいエアブラシ塗料を作れるように、参考にしてもらえばと書いています。
なのでコスパが悪いのがはっきりわかるのです
1液型の塗料を用意します
それとエアブラシ用に作るために容器が必要になります。

最初は白と黒を買っておけば、エアブラシ連取もばっちりできます
他にあればいいもの
缶オープナー。

塗料容器は保管するために作られているので完全密封になっています。それを開けるための道具です。こんなものがあるって思って入れもらえれば良いです。
あとはマスキングテープ。これは必要
早速エアブラシ用に希釈していきます
おっと希釈しないといけないのでシンナーが必要になりますね。
今回使うプロタッチ塗料はプロタッチシンナーがあるのでそれを使いましょう。
シンナー選びの注意点
このプロタッチシンナーには良く似た、パナロックシンナーがあります。
どちらも同じロックペイントのシンナーですが用途が全く違います。
- プロタッチは1液型ウレタン専用シンナー
- パナロックは2液型ウレタン専用シンナー
なので間違わないようにしてくださいね。
はかりを使って、エアブラシ用に容器に小分けする方法

塗料缶のふたを開けます。今回は缶オープナーで開けています。


そしてこのまま塗料を容器に入れる・・・それは汚れるやり方です。
汚れないやり方は
開けた缶にマスキングテープを貼り、塗料がきれいに流れる道を作ります。
まず缶のふちにテープを貼るので、塗料が付いていたらふき取っておきましょう。

そして最初にこのように貼ります。しっかりと押えておかないと隙間から漏れます。

そして大体90度になるようにもう一方も貼ります。

最後に注ぎ口を作って完成です。

こうすることで缶に塗料が付かずに、別の容器に入れることができ、なるべく汚さないように注げます。
入れ終わったらマスキングごとはがして捨てて終わりです。

そのまま容器に注いじゃうと、戻したときに缶に塗料が付いて汚くなる。そしてそのままふたを閉めると、次回固まっていて開けにくくなることも。

- 左が今回のやり方。右がマスキングなしでやった後。右は,ふちに塗料がはいったままで固まっているのでまともにふたが閉まりません。空気に触れて中身も、硬化するスピードが上がる
シンナーとの割合は
この1液型プロタッチはシンナーとまずは1:1で割っておいてください。
はかり使わない場合は100ml容器の場合、塗料大体半分ぐらい入れて、シンナー入れましょう。どちらかというと1:1でも塗料多めにしといてください。
希釈してしまったものは元に戻せませんが、希釈が足らないときは後でシンナーで調整はできるので。
1:1で割った後はキャップをしっかりしめて、さらにキャップを押えてしゃかしゃかふって混ぜてください。
細かなライン書くときなんかは、結構シンナーで薄めて書かないと書けないので使いながら、1滴間隔で足して自分に最適な希釈率を見つけていきます。
質問への回答
とYouTubeでコメントが来ました。
書いていない事だったので、追加いたします
この本文で見た内容どうり、塗料原液・シンナーっを1:1で割って適切な希釈率になったとします
ですが、シンナーは容器に入れていても揮発するので何か月もそのままいい感じに使えるのは難しいです。
もし塗料が重くなった、粘度が濃くなったと感じて、エアブラシでシンナー調整もいいですが、作った塗料容器にシンナー足してあげるのがいいです。
わかっていても希釈率、シンナーはどのぐらい入れればいいのかですが、
それは自分で判断してもらうしかありません。
シンナー少し容器に入れて希釈して使ってみて、まだ濃いと感じたらシンナーを足す
こうやっているといい感じにつかめると思います。
シンナー調整はしっかり身に着けていきたいことなので
シンナー調整に慣れるためにやっている感じにやっていれば、自然と感覚で分かってきますよ。
と言ってますがマジで重要です
エアブラシで人物画描こうと目指すなら、100%必要スキルです
しっかり希釈率身に着けてください
