もくじ
スケボーデッキをカスタムペイント(完成動画)
失敗も色々して、完成させたカスタムペイント。そんな失敗もいれつつ、ペイントの参考になればと
今回動画を取りましたので下地に入れたラメ具合が確認できると思います。
撮影はスマホカメラのライトオンで撮っています。
今回使ったエアブラシなどの道具・塗料
スプレーガンがないとできないと思うかもしれませんが、このデッキ作成に使ったものは
アネスト岩田ミニコンプレッサーIS-925にアネスト岩田エアーブラシHP-CS
と0.8mmエアブラシ→オリンポス OLYMPOS エアブラシガン PC-308N
(楽天では売っていないのでリンク無しです)IS-925でも何とか使えるのでよく使っていました。エアブラシとしては買ってもいいおすすめです。
同じ口径0.8のエアブラシはアネスト岩田から出ている
HP-BEP(0.8mm口径・容器40ml・吸上式)ハイパフォーマンス・エアーブラシがあります。
大きいコンプレッサー買えるなら→(数量限定)(K.V)アネスト岩田(イワタ)スプレーガン 極みシリーズ W-50-136BGC フリーアングル塗料カップ・手元圧力計付きセット
私は現在これの系列使っています。限定カラーだったので今はありませんが同じタイプです。今回は使っていません。
スプレーガンを使ってみたいと探しているなら、極みシリーズはおすすめです。エアブラシ用コンプレッサーで使うのは厳しいですが、大きいコンプレッサーを使えるなら欲しいとこです。
現在使っている大型コンプレッサー
ガン口径が1.3mmなのでエアブラシよりクリヤーたっぷり吹けるので、キャンディーで付いた段差を取るにもクリヤー回数が減り、時間効率も上がります。
塗料は自動車塗料 ロックペイント 077-4003 プロタッチ スターホワイトメタリック 220gとシルバーフレーク(amazon)でも買えるものです。今回使ったのは50g/4mmです。メタリック(シルバー)はほとんどフレークで隠れるので、どれ使っても問題ありません。フレークの隙間か下地が見えないようにするためなので。
キャンディー塗料は↓
このキャンディの容量25gは薄めて使うので
- キャンディー原液25g
- 下のニゴリクリヤー塗料250g
- 希釈シンナー250g
で合わせて525gのキャンディ塗料ができます。500mlのペットボトル1本ぐらいですね。
今回のペイントはキャンディーグリーンでグラフィック入れていくのでそこまで塗料は使わないので525gあれば十分です。
自動車塗料 ロックペイント 077-P150 プロタッチ ニゴリクリヤー 0.9kgが必要になります。このクリヤーでキャンディー原液を割って使う事ができます。
●標準仕様の場合、シンナー希釈量は、 80%~120%←エアブラシで塗っていくので詰まるようならもっと薄めて使う。
マスキング類にラインテープ。↓全長が長いので使いやすい。ラインの幅が何種類もあるほうがデザインも色々できて楽しい。
クリヤーには2液→自動車塗料 ロックペイント 149-6145 エコロックハイパークリヤーH 硬化剤付セット 1kg使っています。
1液と2液のシンナーは異なります。
- 1液はプロタッチシンナー
- 2液はパナロックシンナー
分けて使うのは面倒。そんなときは
このエコマルチシンナーは両方、1液にも2液にも対応しています。
ざっくりペイント工程
まずは簡単に工程を書くね。あとでひと工程ずつ説明します。
- スケボーデッキの足付け
- サフ→足付け
- 下地シルバー
- シルバーフレーク
- グラフィックマスキング→不要部分カット→
- 塗り分けマスキング→キャンディーグリーンペイント
- 部分的にキャンディブラックで少しトーンを落とす
- レースペイント→マスキング全部はがす
- グラフィックの段差を消すクリヤー
- 段差が消えるまで削って、クリヤー→段差がなくなるまで。
- センターの人物画
- 中間クリヤー~削って
- 仕上げクリヤー
- 磨き
- 完成
まずはスケボーデッキを購入。ペイントするので無地ですね。
下地を作ります。
デッキ3枚買いました。全てペイント終わってます。
1.下地・足付けします。
この足付けは塗装で一番大事といってもいい作業になります。足付けを適当にしてしまうと、塗装の付きが悪くなり剥がれたりします。どんなに綺麗で完璧なペイントが完成しても、足付けが適当なせいであとあと泣く事にもなりかねません。
ペーパーには番手がありますが、今回はこのペイントの説明メインでやるので別で書きます。→エアブラシ塗装前の下地の作り方。超重要!!足付け作業解説
スケボーデッキは木なので、鉄と違って塗料を吸収するようなのでサフ(サーフェイサー)を下地に塗装するために足付けは#400のサンドペーパーで研ぎます。
サフ後は#600で削って、シルバーでペイント
次にシルバーフレーク。このフレークで敷き詰めるのは中々大変で、隙間が空いてサフが見えないように、下に一層シルバーをいれてます。
今回はドライフレーク。フレークペイントにはドライとウエットがあります。
- ウエットはクリヤーにフレークを混ぜてペイント
- ドライはクリヤー用とガンを2つ用意して、クリヤーをウエット気味に吹いて、乾く前にフレークを散りばめさせます。ドライのほうが敷き詰めやすい。
パウダーブローガン ドライフレーク専用ガン K-505 を使いました
このパウダーブローガンはこのままでももちろん使えますが、フレークがこの容器の半分以上入っていないと綺麗にフレークが飛ばない、フレークが直ぐなくなるといったことがあるので、少し下の容器を変更して加工します。
また加工記事作成します。
フレークガンとクリヤー入れたガンを用意してスプレーガン2丁でフレークペイントしていきます。
また別で使い方説明します。
このあと
- たっぷりとクリヤー吹いて(デッキは寝かした状態で)
- 十分乾かし
- 削って→様子見ながらペーパー番手#240~400で。#240でガシガシ削りすぎるとフレークも取れてしまうので様子見ながら。
- 表面がフラットになるまで、クリヤーを再度塗装し、乾かし→削るを繰り返す。
★このとき段差を消すためのクリヤーは2液クリヤーを使いましょう。硬化剤を使うタイプはしっかり硬化してフラットにしやすいです。
★スプレーガン作業できるとこの工程回数が減らせます。
- 基本的に何かと混ぜて使うときは1液ニゴリクリヤー
- その他は2液クリヤーを使いましょう。
グラフィックライン入れるためにラインテープでデザイン引きます。
- まずは縦方向に1本センターライン決めます。オレンジセンターラインここから全てのバランス決まっていくのでしっかりセンター決めて行きます。(正直大体でセンター決めました。)
- あとは上下左右対称を意識して真っ直ぐライン決めていく。次はレッドラインその後はそのラインとラインの間をうめたりしながらバランス見ていきます。
- 自分の好きな気にいるラインで。アール付いてるとこは対象にするのは難しい。ひたすら目で確認しながら合わせていく。
マスキングを2mm,3mm,5mm好きなテープ使って、何本も真っ直ぐなライン引いて、そこから斜めにしたり、アール付けたり好きにやっていけば理想の形がでてくるよ。
- 余分な部分をカットします。
塗り分けのためにマスキングします。
レースペイントとはペイントしたいところへ,レースを乗せて、上からグリーンでエアブラシで塗っていきます。(グリーンは普通のウレタン塗料)
→レースペイントの仕方
そして全てのマスキングを剥がすと(ここで始めて最初のラインマスキングも剥がします)
クリヤーをたっぷりと塗って、十分乾かしペーパーで削って行きます。番手はクリヤーの厚みにもよりますが#240~400ぐらいで様子見ながら削ります。
★フレークの下地で段差なくすやり方と基本同じ工程で進めますが、グラフィック後はより慎重に段差を取らないと、ペイントしたところまで削ってしまいます。
焦らずに何回もクリヤーするのを覚悟して身長に段差消していきましょう。
今回のペイント、エアブラシ0.8口径を使っての段差フラットにするまで
合計4回ぐらいクリヤー吹いたんじゃないかな?ちょっと過去の記憶なんであいまいですが・・・
グラフィックペイント完成
ちょうど半分終わった感じです。
人物画描いていきます
ゴミ、ブツというのはクリヤー中に塗装面にのってしまった、ホコリや、繊維ゴミなど、塗装面を触るとザラザラとした感触のものを言います。これを削って取り除いていきます。
ちょっとざっくり解説で細かくできなかったので、また新しくペイントするタイミングが合ったら、写真or動画とか考えながらもっとわかりやすく解説できたらなとおもいます。
★磨くために使った道具は
ダブルアクションポリッシャー。削りすぎてしまう心配が少ない初心者が使いやすいタイプ
スケボーデッキのカスタムペイントを見てコメントさせていただきました!
カスタムペイントなどいつも参考にさせてもらってます!そこで気になった事があったので質問させてください。
3対1クリアの乾燥はやはり強制乾燥でしょうか?
普段自分は10対1クリアを使用しているのですが肉持ち感が足りないように思い3対1のクリアを考えてます。ただ強制乾燥する設備がないのでちゃんと乾燥するか心配です。
教えてもらえると助かります。
よろしくお願いします!
コメントありがとうございます
乾燥は装置など使わずとも放置で乾燥しますよ。
ただメーカーのクリヤーにより乾燥時間が異なるので確認してから購入してください。
I do not know.
https://www.youtube.com/channel/UCNbNcvMLmotj64Hf-x5s4Hg
youtube Look, look