超簡単‼染めQでエアフォース1のロゴペイント~動画もあります
エアフォース1のスウッシュロゴだけを、アイボリーの染めQで塗り替えた作業記録です。実際の作例では左右のロゴを塗るのに70mlのミニ缶をほぼ1本使いました。
作業の流れは、素材を確認する→ロゴ以外をマスキングする→汚れと油分を落とす→染めQを薄く塗り重ねるです。簡単に見えますが、仕上がりはマスキングと下処理で大きく変わります。
この作例はナイキ エアフォース1 GORE-TEXの表面にあるロゴ部分を塗ったものです。スニーカーは革・布・樹脂など複数素材でできており、同じ染めQでも結果は変わります。目立たない場所で色落ちや傷み、密着を試してから進めてください。塗装用マスクを着用し、火気のない換気できる場所で作業します。

もくじ
今回使ったもの
- 染めQエアゾール アイボリー 70ml
- 細幅のマスキングテープ
- 広い範囲を覆うマスカー
- 塗装面に合うクリーナー
- 塗装用マスク、手袋
染めQでエアフォース1のロゴを塗る手順
1.塗る場所と素材を確認する
今回は靴全体ではなく、左右のスウッシュロゴだけをアイボリーへ変更します。ロゴ周辺と靴本体で素材が違うこともあるため、見た目だけで「同じように塗れる」とは決めません。
特にソールは摩耗と曲げの負荷が大きく、シリコンを含む素材には使えない場合があります。この記事の結果を靴全体や別モデルへそのまま当てはめず、塗る場所ごとに試してください。
2.ロゴを残してマスキングする
ロゴの輪郭へ細いマスキングテープを沿わせ、塗らない部分を隙間なく覆います。輪郭が決まったら、マスカーで靴全体を広く保護します。染めQは細かな霧が広がるため、ロゴの近くだけを覆うと周囲へ付着します。

3.汚れと油分を落とす
マスキング後、塗るロゴ部分の汚れと油分を落とします。油分が残ると、染めQ本来の密着が出にくくなります。
動画の作業ではシンナーを使い、元の色が落ちても上から塗る前提で進めました。ただし、強い溶剤は素材や元の塗膜を傷めることがあります。別の靴でそのまま再現せず、素材に合うクリーナーを使うか、目立たない場所で確認してください。
4.よく振り、薄く塗り重ねる
缶をよく振り、最初から真っ白にしようとせず、手を動かしながら薄く色が付く程度に吹きます。乾燥を挟み、好みの発色になるまで繰り返します。厚く一度に吹くと垂れや質感変化が起きやすくなります。
今回のように濃いブラウンから明るいアイボリーへ変える場合、私は費用と工程を抑えるためベースコートを使わず仕上げました。一方、染めQの現在の製品案内では、濃い素材を明るくする場合はベースコートを使う方法が基本です。発色を優先するならベースコート、今回と同じ簡単な方法を試すなら端で発色を確認してから判断してください。
5.乾燥後にマスキングを外す
表面が乾いたことを確認してから、塗膜の端を引っ張らない方向へゆっくりマスキングを外します。境目に塗料がたまっている場合は、無理に一気にはがさず様子を見ながら進めます。

染めQは剥がれないのか
この作例では、マスキングを外すときにロゴの塗膜が一緒に剥がれることはありませんでした。染めQは素材の表面へ細かな粒子が密着し、柔らかい素材の質感を残しやすい塗料です。
ただし「どの靴でも絶対に剥がれない」という意味ではありません。素材との相性、汚れや油分、厚塗り、歩行時の摩擦や傷によって剥がれる場合があります。特に強く曲がる場所や擦れる場所は、ロゴのような比較的負荷の少ない面と同じ耐久性とは限りません。
70mlと264mlのどちらを選ぶか
今回の左右ロゴだけなら70mlをほぼ使い切りました。初めてで失敗分も見込む場合や、ロゴ以外も塗る場合は264mlの方が余裕があります。反対に、色を残しても今後使わないなら、まず70mlで施工範囲を絞る考え方もできます。

染めQテクノロジィ
染めQエアゾール アイボリー 70ml
この作例で使用した容量です。左右のロゴだけでほぼ1本使い切りました。試し吹きや塗り直し分まで確保したい場合は、容量に余裕を持たせます。

染めQテクノロジィ
染めQエアゾール アイボリー 264ml
試し吹きや塗り直し分を確保したい場合、ロゴ以外も塗る場合はこちら。今回の作例で実際に使ったのは70mlです。
下地とトップコートは必要か
この作例では、ベースコートも染めQクリヤーも使っていません。工程と費用を増やさず、実際にロゴの色を変えられるかを試したためです。
ただし、濃い下地から明るい色へ変えるときはベースコートを使う方が発色を出しやすくなります。トップコートも、塗る素材・使い方・求める保護によって判断が変わります。追加商品を使えば必ず剥がれなくなる、という考え方ではありません。
染めQでバッグを下地から塗り直した作例はこちら。靴とは違う素材・面積で、ベースコートを使った場合の仕上がりを見られます。
まとめ
エアフォース1のロゴだけなら、輪郭を丁寧にマスキングし、汚れと油分を落として染めQを薄く重ねることで色を変えられます。今回の作例ではアイボリー70mlをほぼ1本使用しました。
一番大切なのは、別の靴でも同じ結果になると決めつけないことです。素材と目立たない場所での試し塗りを確認し、マスキングと薄塗りに時間をかけて進めてください。
