今回の動画2本
今回ペイントした完成までの動画
この動画でのやり方や使った道具などを紹介、解説します
下地の作り方
スケボーデッキは木材なので、そのままペイントしてしまうと塗料が吸収されます。
その吸収を抑えるために
最初にこの木材プライマーを吹きます。
このプライマーの上には水性でも油性でもラッカーでもウレタンでもすべてに上塗り対応しているので迷う必要はありませんね
更に念のために
次にサフを吹いてさらに塗料の吸収をおさえます。塗料の密着もよくなります
サフが吹けたら、#800でやさしく下地を出さないように全体を削り均します。
目安はザラザラの触感からつるっとしたらOKです。
下地が終わったらメタリック
フレークの前にシルバーメタリックを吹きます。
フレークの隙間から見えるシルバーですね。いきなりフレークでやってしまうと隙間だらけでサフが見えるので、シルバーメタリック吹いておきます.
荒めですがシルバーなら。なんでもいいです。
フレークをウェットで吹きます
今回はウエットでフレークを吹きます
ウェットはクリヤーにフレークを混ぜてペイントするやり方です
動画では説明していないのでここでします
使うクリヤーは1液のニゴリクリヤー
フレークは0.3ミリのシルバーゴールド
これもなんでもいいですが、フレークの大きさにだけ注意してください
ウェットでフレークを吹くので、粒が大きいとそもそもノズルから出ずに吹き付けることができません。
大きいラメ吹きたい場合は、ドライで吹いてください。
安全にウェットで行くならガン口径1.5以上 フレークの大きさは0.3~0.4ミリ
今回紹介しているフレークは0.3なので問題ありません。
現にこの全く同じものでフレークしています。失敗したくなかったら同じものを購入することをお勧めします。
ガンも中華のやっすいものでも問題なくできます。
口径1.5ミリ
こっちはさらに大きい口径2.0以上
洗浄とかにするブクブク。先端抑えてエアーを出して逆流させる
これを利用してガン内のフレークを混ぜるのです
吹いているときにも注意しながら混ぜてフレーク敷き詰めていきます
好みのフレーク量が吹けたら2液クリヤーをたっぷり吹きます
フレークは0.3ミリでも表面ボコボコになるのでしっかりクリヤー吹いて
乾燥後削って、フラットにしないと次のパターングラフィックや
絵を描くとなると、塗料が引っかかって非常に書きずらくなります
クリヤー乾かしてから#400~#1000まで削ってフラットにします
キャラクターを入れるので
キャラの部分アスカの所はパターンマスキングいらないので、軽く白で位置をわかるようにします
こんな感じで目印が付きました
次にライン引くために一番重要なセンターラインを引きます
ここがずれると左右対称にはならないので、定規で測ってセンターにまっすぐ一本ライン
これが基準になり、それに合わせて左右にデザインしていきます。
センターラインにピッタリ合わせて、マスキング貼っていきます
これもライン貼るための基準になります。センターに合わせて左右貼るので均等になるのです
更に外側を1周12ミリのマスキングで周ります。
基準を貼ったマスキングの内側をラインテープを貼っていきます
ラインテープは何本か幅違い持っているほうがデザインの幅も広がります。
今回使っているのは3.2ミリ
ラインテープ貼れたら、マスキング剥がして↑の状態に
更に細いマスキングで幅取っていきます
基本的にマスキングで幅取るための基準を貼って、それに合わせてラインを貼っていく。この繰り返しでミスなく均等にラインが入れれます。
真ん中にリボンペイントをしていきます
こちらは動画にしているので参考にしてください
リボンペイントのやり方入門
リボン・ペイント編
レッドを濃くするために、反対色のキャンディグリーンを混ぜています
マスキングを剥がすとリボンができています
残りはキャンディレッドでペイントします
このキャンディはニゴリクリヤーに混ぜて使います
内側を濃いめに
ゴールドリーフ貼り
カスタムペイントの定番でもあるゴールドリーフですが
今回使っているのは、カスタムペイント用ではなく
アマゾンで見つけたものです
ちょっとごく一般的なカスタムペイントで使うものと違うので動画では説明省きました
これはまた動画でやろうと思っているのでその時にまたブログにしたいと思います。
大きく違う点でいうと
- 厚みが違う(何ミクロンかは表記ないが厚い)
- 厚みが違うので、ターニングができない
- 接着材もワニスではなく別物使っている
とまだ今回初めて色々と試しているところなので、今後考えていきたいと思います
これが一周金箔貼った状態です。
ベースのデザイン、アスカまではこれで完成なので一旦クリヤーで閉じて
保護しておきます。